
先生!FXの取引って何時から何時までできるんですか?

基本的に土日を除いた24時間だ。(※月曜午前7:00~土曜日午前6:55(冬時間)/月曜午前7:00~土曜日午前5:55(夏時間))

24時間!?まるでコンビニ並みじゃないですか!

その通り。
FXの取引時間は日本株の投資と比べて大きく優位性があるんだ。
FXの取引時間は日本株の投資と比べて大きく優位性があるんだ。

あー、前に日本株について少し勉強したことがあるんですが、株の取引時間って短かかったですよね?

そうだな。
株は平日9時〜15時の間しか取引ができず、しかも11:30から12:30までは昼休憩と来たもんだ。
株は平日9時〜15時の間しか取引ができず、しかも11:30から12:30までは昼休憩と来たもんだ。

我々サラリーマンは平日働いている人が多いので、株ってサラリーマンにとっては何だかやりづらいですよね。

長期で保有するならまだわかるが、短期トレードをこの時間にやるのは、本業に支障を来たすだろうな。

でも、なぜFXは24時間(土日を除く)取引ができるのでしょうか?

それは、FXの市場が世界中に存在し、そこに参加するトレーダーも世界中の人達だからなんだ。

え!?
FXは世界中で取引されているんですか?
FXは世界中で取引されているんですか?

では、説明しよう。
FXの市場は、ニューヨーク、ロンドン、東京、香港、シンガポール、ニュージーランド、オーストラリアなどに存在しているんだ。
FXの市場は、ニューヨーク、ロンドン、東京、香港、シンガポール、ニュージーランド、オーストラリアなどに存在しているんだ。

本当に世界中にあるんですね。

地球には時差があるから、全ての市場が同時に開かれる訳では当然ない。

確かに。

世界の市場で、最も早くにオープンするのはニュージーランドだ。
日本時間ではまだ明け方の時間だ。
日本時間ではまだ明け方の時間だ。

普通は寝てますよね。

その後、オーストラリアがオープンし、その次が東京なんだ。

なるほど。

そのうち、ニュージーランドやオーストラリアの市場はクローズする。
営業終了ってことだ。
営業終了ってことだ。

ほう。

そして、そのうち東京市場も仕事を終えてクローズする。

各市場のオープンからクローズまでの時間は決まっているってことですね。

その通り。
そして、東京市場がクローズする頃、今度は欧州市場がオープン、英国市場がオープンと連なって行く訳だ。
そして、東京市場がクローズする頃、今度は欧州市場がオープン、英国市場がオープンと連なって行く訳だ。

リレーのように市場が次々とバトンタッチして行くのか。

そして最後、ニューヨーク市場がオープンするんだ。
このニューヨーク市場がオープンした頃、実は欧州、英国市場はまだオープンしている。
このニューヨーク市場がオープンした頃、実は欧州、英国市場はまだオープンしている。

まだクローズしていないのか。

そしてこのニューヨーク、欧州、英国市場が重なる時間は、FXではゴールデンタイムと呼ばれているんだ。

ゴールデンタイム?
それはなぜですか?
それはなぜですか?

この時間帯は、最も参加するトレーダーが多くなるため市場が活性化するんだ。

なるほど。
一番盛り上がっている時間帯なんですね。
一番盛り上がっている時間帯なんですね。

このゴールデンタイム、日本では何時だかわかるか?

えーっと、夜ですかね?

そう。
日本では22時半頃がこのゴールデンタイムになるんだ。
この時間、おぬしは何をしている?
日本では22時半頃がこのゴールデンタイムになるんだ。
この時間、おぬしは何をしている?

えーっと、仕事から帰って来て、夕飯を食べてお風呂に入って、ちょうどリラックスタイムのど真ん中です!

ばかもの!
FXトレーダーの端くれであるのであれば、この時間にリラックスタイムを持ってくるのは持っての他だ!
FXトレーダーの端くれであるのであれば、この時間にリラックスタイムを持ってくるのは持っての他だ!

は、はい!

日本のサラリーマンを中心にFXが爆発的なブームになったのは、このゴールデンタイムに我々がトレードできることが大きな理由の1つなんだ。

株は仕事中だったけど、FXは仕事を終えた後に盛り上がりを見せるんですね。何だかFXって日本のサラリーマン向けに作られた金融商品みたいですね!

実はサラリーマンの皮を被ったトレーダーは世の中たくさん存在しているのだ。

日中はサラリーマンだけど、帰宅したらトレーダーの顔を持っているってことですね。
何かカッコ良いっす!
何かカッコ良いっす!

そして、最後のニューヨーク市場がクローズする頃、ニュージーランド市場がオープンするのだ。

なるほど。
だから24時間取引ができるんですね!
だから24時間取引ができるんですね!
