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ぴよこ兄弟のFX塾 vol.5〜色々な注文方法〜

FXには買注文と売注文の2通りの注文があると伝えたが、では実際にどうやって注文を出すのかを説明しよう。
やっとここまで来ましたね。
買注文や売注文を出す際の注文の方法は複数あるんだ。
複数?ちょっとややこしいですね。
注文の方法は各社によって色々と異なるんだけど、主要な方法としては、
成行(なりゆき)注文、マーケット注文、指値注文、ストップ注文、IFD注文、IFO注文、OCO注文、トレール注文などがある。
。。。。
これら注文は種類も多いし、ネーミングも訳がわからない。
取り敢えずどんな注文があるかを列挙したが、まず最初に覚えれば良い注文はたった3つだ。
えっ?3つだけ?
いきなり始めから色々な注文を出そうとすると意味がわからなくなる。
なので、まずは簡単でわかりやすく、良く使われる注文方法を伝授しよう。
お願いします!
まず1つ目は、成行(なりゆき)注文だ。
どんな注文なんですか?
これは、名前の通り成り行き任せの注文って意味だ。
注文を出せば必ず成立するという特徴があるんだ。
実は、注文の方法は大きく分けて、レートを指定する注文と指定しない注文があるんだ。この成行(なりゆき)注文はレートを指定せずに注文を出すタイプの注文だ。
ほう。
レートは常に変動している。
レートを指定すると注文が成立しない場合もあるから、直ぐに注文を成立させたい場合は、この成行注文が適しているんだ。
なるほど。
でも、レートが変動しているならば、見えているレートと全然違うレートで注文が成立してしまうなんてことはないんですか?
良い質問だ。
レートは変動しているため時には大きく変動することもある。
そんな時、成行注文を出した場合、全然違うレートでズレて注文が成立することは稀にあるんだ。
それは困ります。
そんな時はどうすれば良いんですか?
そんな時に使う注文は、マーケット注文だ。
マーケット注文?
見えているレートと成立したレートのズレのことをFX用語で『スリッページ』と言うんだが、マーケット注文は、この『スリッページ』を任意の範囲で設定ができる。
それは便利ですね。
成行注文に『スリッページ』を設定するオプションが付いた注文がマーケット注文ということだ。
そして良く使われる注文の3つ目は指値(さしね)注文だ。
指値(さしね)注文?
指値注文は、注文を成立させたいレートを指定する注文なんだ。
レートを指定できる代わりに、成行注文のように今直ぐに注文を成立させたい時などは不向きの注文だ。
なるほど。
色々と便利な注文があるんですね。
でも、この3つであれば難しくないです。
だろ。
FXを始めたばっかであれば、まずはこの3つの注文を覚えていれば大丈夫だ。
その他の注文もそれぞれ特徴があるが、そこはFXの経験値を積んでから覚えれば良い。
いきなり全部は無理ですもんね。

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