

すげー。

では、スマホでポチッと注文を出すぞ。
取引の方法は成行注文だ。
取引の方法は成行注文だ。

成行注文は、今直ぐ注文を成立させたい時に選択する注文ですね!

その通り。
あ、ここで大事なことを教えよう。
買注文と売注文では発注するレートが異なると伝えたと思うが、そのレートの差をスプレッドと言うんだ。
あ、ここで大事なことを教えよう。
買注文と売注文では発注するレートが異なると伝えたと思うが、そのレートの差をスプレッドと言うんだ。

スプレッド?

新規注文で買注文を出した場合、決済注文では売注文を出すと伝えたな。

はい

この差が小さい程、俺たちトレーダーは利益を出しやすいんだ。

どういう意味ですか?

実践で見せてあげよう。
ドル円を1万ドルで買注文を発注と。
ポチッ。
見てみろ。
新規注文が成立してポジションを保有した瞬間、損益が-30円になっているだろ?
ドル円を1万ドルで買注文を発注と。
ポチッ。
見てみろ。
新規注文が成立してポジションを保有した瞬間、損益が-30円になっているだろ?

え?ポジションを保有した瞬間から-30円なの?
いきなり損するとか怪しくないですか?
いきなり損するとか怪しくないですか?

全く怪しくない。
これがスプレッドだ。
買注文のレートと売注文のレートは異なっている。
例えば100.000-100.003というレートの場合、買注文のレートは100.003円だ。
さっき、新規注文が成立したが、今はどんな状態だ?
これがスプレッドだ。
買注文のレートと売注文のレートは異なっている。
例えば100.000-100.003というレートの場合、買注文のレートは100.003円だ。
さっき、新規注文が成立したが、今はどんな状態だ?

1万ドルの買ポジションを保有しています。

この買ポジションの利益を確定するにはどうするんだった?

はい。決済注文を発注する必要があります!

その場合、買注文、売注文、どっちを出すんだ?

新規注文で買注文を発注しているので、売注文です!

そうだ。では、その売注文のレートを見てみろ。

あ、レートは100.000です!買注文は100.003で保有したので、新規注文の時のレートよりも安いレートですね。
だから損をしている状態になっているのか!
だから損をしている状態になっているのか!

100.003で保有したポジションを100.000で売ると、買った時よりも安く売ることになるから損をするよな?
では、この損はどうしたら利益になる?
では、この損はどうしたら利益になる?

それは、レートが上がればプラスになります!
あ、先生!レートがぐんぐん上がって来ています!
あ、先生!レートがぐんぐん上がって来ています!

だから言っただろう。
見てみろ、さっきまで-30円だった私のポジションは既に利益が出ている状態まで成長した。
見てみろ、さっきまで-30円だった私のポジションは既に利益が出ている状態まで成長した。

すごい!
でもこのスプレッドって一体いくらなの?
でもこのスプレッドって一体いくらなの?

0.3銭だ

0.3銭?
1円は100銭だから、1銭よりも小さいってことか!
1円は100銭だから、1銭よりも小さいってことか!

昔のFX業界では、このスプレッドは3銭4銭は当たり前の時代があった。
しかし、FX会社の努力によりスプレッドは徐々に縮まり、今ではドル円のスプレッドは0.3銭が主流になっているんだ。
しかし、FX会社の努力によりスプレッドは徐々に縮まり、今ではドル円のスプレッドは0.3銭が主流になっているんだ。

スプレッドは小さい方がトレーダーには嬉しいってことですね!

まず、この先レートが上がりそうか下がりそうかを判断する必要がある。
どれどれ、ほう、なるほど。今は上げ相場だな。
よし。
この先のレートは上がりそうだ。だから買注文を1万ドル発注しよう。