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10連休は重要指標&イベントが盛りだくさん!今年のGWは経済指標デビューしてみよう!

10連休は経済指標の活用にトライしてみよう!

今年のGWは10連休!と言っても、日本が連休でも世界のマーケットは動いており、日本のトレーダーにとってはじっくりトレードができるチャンスでもあります。


さらに10連休中も重要な経済指標の発表やイベントが目白押しです。経済指標等を活用することができるようになれば、一歩進んだトレードを行えるようになります。これまで「経済指標って何となく難しそう…」と思っていた方も、じっくり取引できる今回の連休を機に、経済指標を活用したトレードに挑戦してみてはいかがでしょうか?

本記事では、皆さんにぜひ注目してほしい10連休中の経済指標&重要イベントについてご紹介します。


【4/26】米:GDP(19年Q1)

10連休最初の重要指標は、4月26日に発表される米国のGDP(1-3月期四半期、速報値)です。


GDP(国内総生産)は「一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額」を表す指標で、その国の経済規模を示す指標と言え、特に米国のGDPは非常に注目度の高い指標となっています。


【4/28】スペイン総選挙

4月28日にはスペイン議会総選挙が行われる予定となっています。


スペインではサンチェス内閣による政権運営が困難となっており、前倒しでの総選挙実施となりますが、世論調査によるとサンチェス首相率いる社会労働党は過半数の議席を獲得できない見通しで、政治が不安定になることが懸念されています。


選挙の結果次第ではマーケットに影響を与える可能性があり、注目が集まっています。


【4/29】米:個人消費支出物価指数

4月29日には、米国の個人消費支出物価指数(PCE)が発表されます。


個人消費支出物価指数は、アメリカの個人所得と個人消費に関する指標です。個人支出が多くなると、景気が良くなっていると見ることができます。


【4/30】中国:製造業PMI、ユーロ圏:GDP

4月30日には、中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表されます。


製造業購買担当者景気指数(PMI)は、製造業やサービス業の購買担当者を対象に生産や受注、雇用、購買などについてのアンケート調査を行った結果を指数化した指標です。製造業の購買担当者は仕入れの際に市場の状況を注意深く見極めるため、製造業購買担当者景気指数は今後の景気動向を見極める上で重要と考えられています。本指標の数値が上がると企業から見て景気が良いとされ、その国の通貨が買われやすくなります。


また同日、ユーロ圏の域内総生産(GDP、速報値)も発表されます。ユーロ圏の総合的な経済状況を見極める上で重要な指標であり、イギリスがEU離脱問題に揺れる中、注目が集まります。


【5/1】米:ISM製造業景気指数/FOMC

5月1日には米国のISM製造業景気指数が発表されます。


ISM製造業景気指数は全米約350社の製造業の仕入れ担当役員に対して行ったアンケート調査の結果をまとめた指数で、製造業の景況感を示します。各企業の受注や生産、雇用などの項目について「良くなっている」、「同じ」、「悪くなっている」の三択で回答を得る形式になっており、各企業が実感している景況感を見極めることができるとされます。


指数は0〜100のパーセンテージで示され、一般的に50を上回ると景気拡大、下回ると景気後退と判断されます。


また同日、米国で米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。


米連邦公開市場委員会(FOMC)はアメリカの金融政策を決定する会合です。年に8回開催されるほか、必要に応じて随時開催されることもあり、現在の景況判断や政策金利の方針の発表が行われます。


結果が予想と乖離していた場合、為替レートが大きく変動することもあり、世界中の市場関係者が注目しています。


【5/2】英:中銀金融政策発表/地方選挙

5月2日には、イギリスの中銀金融政策が発表されます。イギリスの政策金利が発表され、結果次第ではポンド相場に影響を与えることがあります。


また、同日にはイギリスの地方選挙も実施され、EU離脱を巡ってメイ首相率いる保守党の支持率が低迷する中、結果に注目が集まっています。


【5/3】米:雇用統計/ISM非製造業景気指数

5月3日には米国雇用統計の発表があります。


米国雇用統計では全米の失業率など10数項目に及ぶ内容が発表され、特に「非農業部門就業者数」と「失業率」は結果次第で相場が大きく動くこともあり、最大級の注目を集める指標となっています。


また、同日にはISM非製造業景気指数も発表されます。


ISM非製造業景気指数は、全米300社以上の非製造業の購買担当役員に対してアンケート調査を実施して発表される指標です。受注や生産、雇用などについて1ヶ月前と比較して「良くなっている・変わらない・悪くなっている」の三択で回答を得て、景況感を示します。


10連休中の重要イベントまとめ

以上、10連休の間に発表される重要な指標や注目イベントをまとめると下記の通りです。


日付 経済指標・イベント
4/26(金) 米:GDP(19年Q1)
4/28(日) スペイン総選挙
4/29(月) 米:個人消費支出物価指数
4/30(火) 中国:製造業PMI/
ユーロ圏:GDP
5/1(水) 米:ISM製造業景気指数/FOMC
5/2(木) 英:中銀金融政策発表/地方選挙
5/3(金) 米:雇用統計/ISM非製造業景気指数


じっくり取引できるこの連休を利用して経済指標を活用したトレードにトライし、FXのレベルアップに挑戦してみてはいかがでしょうか?