財政の崖 財政の崖(ざいせいのがけ) 2000年代に始まった所得税などに対する大型減税策、いわゆる「ブッシュ減税」が2012年末に期限切れとなる一方、2013年1月からの政府支出の強制削減が始まるという「実質的な増税」と「強制的な歳出削減」が合わさり、まるで“崖から転落“するような急激な財政緊縮が起こる可能性を指した言葉。米国民主・共和両党は2013年1月1日、期限ギリギリまで協議を続け、なんとか上下両院で減税延長などの法案を可決し、“崖からの転落“は免れました。