スイスショック

スイスショック

2015年1月15日、スイスの中央銀行であるスイス国立銀行によるスイスフランの対ユーロ為替レート上限の撤廃に伴い発生した為替相場の急変を指します。スイス国立銀行はスイスフラン高から通貨を防衛するため、2011年から1ユーロ=1.20スイスフランを上限レートに設定し、無制限のユーロ買い・スイスフラン売りを継続してきました。しかし外貨準備高が膨大になってきたことなどから2015年1月に突然これまでの上限レートを撤廃する旨、発表しました。その結果スイスフランは対ユーロで急騰し、その他通貨にも大きな影響を与えました。