キプロス危機 キプロス危機 2013年3月にユーロ圏のキプロス共和国(地中海東部に位置する人口約90万人の島国)で発生した金融危機のこと。ギリシャ危機により、キプロスの銀行の融資や債券投資に大きな損失(不良債権)が発生し、経営が立ち行かなくなったことに起因するもので、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)に救済を求めた際に発生した一連の危機を指します。救済の条件としてキプロスの全預金に対して最大9.9%の課税を導入するとしたことが引き金となりました。