ERM(Exchange Rate Mechanism) ERM(Exchange Rate Mechanism) ユーロ導入前、多くのEU加盟国が採用していた「各通貨が互いに一定の範囲内で変動するシステム」、すなわち為替相場機構(Exchange Rate Mechanism) の略称です。欧州連合(EU)における欧州通貨制度(EMS)の中核をなす為替相場の安定機構で、EU加盟国通貨間(各2か国間)に中心レートを設け、相互に2.25%の変動幅内に安定させる介入義務を負う、というものでした。